導入事例目次
事例1 返却期限切れによる自動延長での売上作成 A社
事例2 月ごとの予定入金額による予定売上作成 B社
事例3 時間単位のレンタル単価の設定と運用 C社
事例4 支払予定表による支払データ一括作成 D社
事例1 返却期限切れによる自動延長での売上作成 A社
導入背景・課題
(1)返却予定日超えの延長レンタル料金請求
レンタル商品が返却予定日まで返却されない場合、ある一定の期間(2週間、1日などの予定期間)を過ぎたら、延長のレンタル料金を
請求したい。
(2)請求漏れの防止
今まで手書きで計算していたが、請求漏れはあまりも多かった為、システムで対応したい。
導入ポイント
①受注時に返却予定日、延長料単価の設定
カスタマイズで「延長料単価」を追加し、返却予定日までに返却されない場合、「延長料単価」でレンタル料を自動的に計算する仕組みにした。
②0円の売上伝票、および延長売上伝票の作成
ふくろうでは、レンタル商品の売上金額が返却入力時や請求締切時に作成される。
延長売上伝票も同様に返却入力時や請求締切時に、返却日が予定期間を超えた場合は、延長料単価より延長売上伝票作成される。
超えなかった場合は、0円の売上伝票が作成されるというカスタマイズで対応した。
導入効果
受注入力画面で「返却予定日」と「延長料単価」の項目追加で、返却日が予定期間を超えた場合に自動で延長売上伝票の作成ができて、
延長売上伝票の売上金額を計算する手間がなくなり、請求漏れもなくなった。
事例2 月ごとの予定入金額による予定売上作成 B社
導入背景・課題
(1)お客様の固定した予定入金より請求
ある特定のお客様からの要望で、レンタル商品のレンタル料を各月ごとの決まった金額で入金するという予定を立てているため、
毎月は予定した金額を基にその月の請求金額にしてもらいたい。
(2)売上伝票の手入力作業を無くしたい
毎月の売上予定金額の売上伝票作成を手入力して請求書を発行していたが、レンタル商品の件数が多く、入力の手間を無くしたい。
導入ポイント
①「売上予定」のお客様に対しての得意先登録と商品種別登録のカスタマイズ
・得意先登録画面に「売上予定区分」を追加して、「通常得意先」と「売上予定得意先」のどれかを指定して登録する。
・商品種別登録画面に「売上予定」という種別を新規追加する。
②見積入力画面の「売上予定」種別の指定
見積受注入力画面にレンタルの商品種別「売上予定」を指定できるようにカスタマイズで対応した。
③「売上予定登録」画面の新規作成
カスタマイズで「売上予定登録」画面を追加して、「売上予定」のお客様に対して貸出したレンタル商品ごとに毎月の予定の入金額を
事前に登録できるようにした。
④請求締切処理時の売上伝票の作成
上記②で「売上予定」種別とした受注明細は、請求締切時に③で設定した予定額を、売上金額として自動的に売上伝票を作成できるように
カスタマイズで実現した。
導入効果
「売上予定登録」画面に貸出したレンタル商品の月ごとの売上予定金額を事前に登録でき、請求締切処理で登録された売上予定金額が当月の
売上金額として売上伝票が自動的に作成され、売上伝票を打つ手間がなくなった。
事例3 時間単位のレンタル単価の設定と運用 C社
導入背景・課題
時間単位のレンタル単価の対応
フォークリフトをレンタルしている会社で、短時間で使用するお客様に2、4、8時間ごとの時間別単価を設けてレンタルを提供している。
時間別のレンタル処理がシステムで実現したい。
導入ポイント
①時間別レンタル種別の追加
カスタマイズで2時間、4時間、8時間単位の時間別レンタル用種別を新規追加しました。
②時間別単価の登録
カスタマイズで商品登録画面に①の種別ごとの単価の登録をできるように追加した。
③受注入力画面で時間別レンタル種別の指定
受注入力画面より①で追加した時間別レンタル種別を指定すると、商品登録に登録された単価が自動的採用入力される。
開始時刻を入力したら、返却時刻も自動的に反映されるようにした。
④返却時の売上伝票作成
ふくろうでは、レンタル商品の売上金額が返却入力時や請求締切時に作成される。
時間別レンタル種別も同様に、返却入力画面より商品を返却して売上伝票が自動的に作成できるようにカスタマイズで実現した。
導入効果
カスタマイズで時刻単価のレンタル種別の追加で、各伝票の入力や帳票の発行がシステムで対応ができるようになった。
事例4 支払予定表による支払データ一括作成 D社
導入背景・課題
支払入力時間の短縮対応
仕入先より商品を仕入したり、あるいは作業の依頼をしたりすることがあり、各々の仕入先に対しての支払が発生する。
仕入先ごとの支払金額の確認や支払入力作業を短時間でできるようにしたい。
導入ポイント
①標準機能の支払締切処理をして仕入先ごとの支払予定金額の算出する。
(算出した支払予定金額がデータとして内部的に保存され、仕入登録画面の「支払予定一覧」より確認可能)
②カスタマイズで「支払予定表」画面を新規追加して、内部的に保存された支払予定金額を一覧で確認できるようした。
「支払作成」ボタンを押すと、仕入先ごとの支払データを一括で作成できるように実現した。
◆支払入力(実行された後に作成された支払データ)
導入効果
「支払予定表」画面より仕入先ごとの支払予定金額を一覧表で確認でき、一括で支払データの作成ができ、支払入力の手間がなくなった。